性病クラミジアの症状や原因は?クラミジアは自然治癒&自宅で治せるの?

MENU

性病クラミジアってどんな病気なの?基本情報をチェック!

性病について詳しい知識を持つことは、とても大切です。いくつも種類がある中から、覚えておきたい性病の症状や原因、治療方法などをピックアップしてみましょう。

 

まず最初に取り上げるのは、性病クラミジアです。クラミジアとは、細菌とウイルスの中間に分類されている微生物のこと。それが生きた細胞の中で増殖を繰り返して発症します。

 

ほぼ全ての性行為=セックス・アナルセックス・オーラルセックスによって感染する可能性があるので、恋人とのセックスの間にうつしてしまうケースが多々あります。

 

それからクラミジアに感染した状態でいると、HIV(エイズウイルス)などの他の性感染症に感染しやすくなるというデータが出ています。クラミジアにかかっているのに、セックスしたいからとそのまま放置することは絶対に止めなければいけません。

 

性病クラミジアの症状とは?

性病クラミジアの症状を、男女別に見てみましょう。女性が性病クラミジアにかかると、白っぽいオリモノが女性器から出るようになります。

 

セックスしたら痛みを感じるようになることもありますし、下腹部に違和感を覚えるようになります。生理痛が重くなりがちです。そして生理でもないのに出血があるケースが起こります。

 

男性が性病クラミジアにかかると、排尿する時に痛んだり、しみたりします。尿道のかゆみや不快感が発生し、透明もしくは乳白色の膿が出るようになります。

 

それから睾丸が腫れてきます。その睾丸や股間に激痛が走るようになります。

 

感染した当日から発症までに、1〜3週間程度かかります。クラミジアが発症するとセックスしたいなんて到底思えなくなりますよ。

 

性病クラミジアは自然治癒できるの?

果たして性病クラミジアは、自然治癒できるのでしょうか?実際のところ、クラミジア治療を何も受けずに治癒した例は過去にあるようです。

 

しかしながら、風邪や他の疾病用に使われた抗生物質の効き目で、クラミジアを治すことにつながったのかもしれません。

 

単なるラッキーによって自然治癒した可能性が高いでしょう。病気を放置してしまうと、大きなリスクが発生すると考えてください。やはりしっかり検査をして、治療処置をすべきなのは間違いありません。

 

性病クラミジアの治療はどうすればいいの?

性病クラミジアは、皮膚科・内科・泌尿器科を窓口に、検査を受けることが可能です。男女どちらも抗生剤の内服による治療となっています。

 

具体的には、クラリスロマイシン・ミノサイクリン・ドキシサイクリンなどを、1週間から2週間服用を続ければ治療に効果があるでしょう。

 

また、自宅でも病状をチェック可能な性病検査キットも市販されていますから、気になる人は是非活用してみてください。

 

陽性反応が出た場合は、すみやかに通院を始めるようにしましょう。治療を避ければ避けるほど、身の回りの誰かに感染する恐れが広がります。

 

恥ずかしいと考えずに、専門医の下へ向かうようにしてください。