性病ヘルペスってどんな病気なの？基本情報はこちら！
性病ヘルペスについて、詳しくチェックしてみましょう。この病気は、ヘルペス単純ウイルスというウイルスに感染することで、その箇所の皮膚が強く痛みを感じてしまうようになる皮膚疾患です。
女性なら子宮や膀胱までこのウイルスに侵されてしまうケースも発生していますよ。また、潜伏感染すると抗ウイルス薬が効きません。病気の再発を繰り返してしまうことにもなりかねないのです。
それから、口や喉に発症すると、痛さで食事が出来なくなってしまう恐れがあります。このウイルスには、1型と2型の2種類が確認されていて、下半身に症状の出る性器ヘルペスと、口や顔などの上半身に症状の出るものがあります。
全てのセックスやアナルセックス、オーラルセックスによって感染する危険性があることを知っておきましょう。特に不特定多数の相手とセックスしてしまうと、感染する確率は上がってしまいます。
相手がどういう人なのか知ることなしにセックスをするのがどれだけ危険か分かりますよね？セックスしたいからとワンナイトに誘う男性、気を付けてくださいね。
最低限の対処として、コンドームを装着した状態でセックスすれば、感染の確率は下がるかもしれません。
性病ヘルペスの症状とは？
性病ヘルペスの具体的な症状を確認しておきましょう。女性の場合は、発症すると強い痛みを感じるようになります。その前にかゆみ等の前駆症状が出ることがあります。
症状が進むと、排尿するのが困難になり歩行も難しくなってきますよ。そして発熱・頭痛・倦怠感に襲われます。水疱性もしくは潰瘍性の病変が多発するようになりますから、そのままにはしておけなくなるでしょう。
男性の場合は、陰部やその周囲に小水疱が発生します。そして排尿が困難になり、発熱や頭痛を伴なうでしょう。
稀にですが無菌性髄膜炎やウイルス血症になってしまうケースも見受けられます。性病ヘルペスの潜伏期間は免疫力が低い人だと3〜7日間で、口唇ヘルペスを発症してしまうでしょう。
性病ヘルペスは自然治癒できるの？
性病ヘルペスが発症したら、2〜4週間で自然治癒するケースがあります。
ただし、その後月経やセックスをしたとき、それらが刺激となって再発を繰り返してしまう事例も挙がっていますね。
いざ気になる異性が表れてセックスしたいと思っても、常に性病ヘルペスの再発と隣り合わせという事です。この怖さ、分かりますよね？
性病ヘルペスの治療はどうすればいいの？
性病ヘルペスは、一般の皮膚科・内科・泌尿器科で治療を受けることができます。まずは検査をして病気にかかっているかどうかを診てもらうことが大切でしょう。
有名医院の場合で性病ヘルペスの検査費用は、2300円前後からとなっているようですから、問い合わせてみましょう。具体的な治療法として、抗ヘルペスウイルス剤を7日間前後内服することで対処できます。
薬を飲み始めて5日めになっても症状が改善しないときは、ウイルスの二次感染を合併している可能性があります。もしくは他の疾患にかかっているかもしれません。
どちらにしろ専門的な検査は欠かせませんが、自宅でセルフチェックできるアイテムも存在していますから、積極的に活用してみることをおすすめします。