性病淋病ってどんな病気なの?基本情報をチェック!
性病淋病は、正式には淋病感染症といい、クラミジア感染症の次に多い病気として知られています。
発症すれば、男性ならすぐに分かりますが、女性の場合は症状が軽いので進行しないと分からないケースもあります。
全てのセックス行為で感染する可能性がありますから、アナルセックスやオーラルセックスを楽しむ人は注意したほうがいいでしょう。
特に不特定多数の相手とセックスをする機会が多い人は、コンドーム等で感染予防することをおすすめします。できればセックスをする前に、口内を消毒することも欠かさないほうがいいでしょう。
ただし、そこまでの予防を強いると、相手のセックスしたい気持ちが萎えてしまうかもしれませんが、逆にいえばそういった予防行為に協力してくれる人なら、安心してセックスを楽しめるパートナーだと認識できるでしょう。
口で性器を愛撫する行為をおこなうと、口の中や喉に感染することがあります。そうなると症状は出にくく、慢性の扁桃腺症を引き起こしてしまうかもしれません。
膿が出ますので、そういった分泌物が付着した指が目に触れると、結膜炎や角膜炎になることも事例として挙がっています。
性病淋病の症状とは?
性病淋病の症状を男女別にピックアップしてみましょう。まず女性の場合は、感染するとおりものが増えてきます。
それは緑黄色の濃いおりもので、合わせて陰部がかゆくなってきますよ。そして尿道から膿が出るようになります。
男性の場合は、尿道がかゆくなってきたり痛んだりします。膿や少量の出血が見られるようになり、排尿の時にはヒリヒリとした痛みが伴なうでしょう。
そして尿が濁ってしまうような分泌物や黄色の膿が出ます。ペニス全体が腫れ上がる感じになって、そのまま放置するわけにはいかないでしょう。2〜7日間くらいの潜伏期間の後、症状が現れるようになります。
性病淋病は自然治癒できるの?
性病淋病にかかってしまった場合、自然治癒を期待することはできません。
そのまま放置して治療しなければ、ウイルスが身体の芯まで侵食し、症状が悪化する一方になります。
もし健康を取り戻したければ、症状を感知した時点ですみやかに治療に専念することをおすすめします。
性病で通院することの恥ずかしさはあるとは思いますが、その躊躇が取り返しのつかない事態を生んでしまうかもしれないのです。
性病淋病の治療はどうすればいいの?
性病淋病を検査してもらうには、一般の皮膚科・内科・泌尿器科で診察を受けましょう。一般的な検査費用は、3600円前後からとなっています。
症状の進行状態に合わせて、さまざまな薬の投与を受けることになります。具体的には、ペニシリン系の抗生剤を約7〜10日間投与されるでしょう。
それからスペクチノマイシン系やセフェム系の薬を点滴されます。アジスロマイシンを単回投与されますが、むこれは飲み薬です。
自宅でセルフチェックできるアイテムも発売されていますので、活用してみてはいかがでしょう。