性病トリコモナスってどんな病気なの？基本情報はこちら！
性病トリコモナスとは、トリコモナス原虫に寄生されて発症する病気です。虫が体内に入ると聞いただけで、ぞくっとしますよね。
0.1ミリ程度の大きさなのですが、膣や膀胱の中に入り込んで炎症を引き起こします。しかしそんな虫が、どうやって体内に入り込んでくるのでしょうか？
感染者とのセックスで、うつされてしまうケースしかイメージしづらいと思います。女性がかかる確率が高いのが、この病気の特徴です。
ただ、セックス以外でも感染することが判明していますから注意しなければなりません。例えば、下着やタオル・便器・浴槽などにも潜んでいて感染してしまうケースが報告されています。
セックス経験のない女性や幼児・高齢者もかかる可能性があるのです。それゆえに、他の性病よりも恐ろしいかもしれません。
性病＝セックスと思われがちですが実はそうでも無いのです。セックスの経験人数が少ないから、セックスしたいと思ってもちゃんと性病リスクと理性を働かせているから、、なんて安心しきっていてはいけませんよ。
日頃から身の回りを常に清潔に保ち、手洗いや除菌の意識を高めなければならないでしょう。
性病トリコモナスの症状とは？
性病トリコモナスの症状をピックアップしてみましょう。まず女性の場合は、外陰部や膣の部分に強いかゆみや痛みが発生します。
褐色でアワ状の悪臭を伴っているおりものが、急に増え始めたら性病トリコモナスを疑ってください。男性の場合は、尿道から膿が分泌してきます。
そして排尿の時に軽い痛みが走るようになります。潜伏期間は、感染した日から2〜3日でしょう。はっきりと発症するまでに約10日前後かかってしまうケースがあります。
性病トリコモナスは自然治癒できるの？
性病トリコモナスは性感染症＝STDであり、自然治癒は期待できません。必ず皮膚科・内科・泌尿器科にかかるようにしましょう。
我慢していると症状が悪化してしまいますし、恥ずかしいからと通院を避けてもメリットは何もありません。
性病のイメージが、セックスの伴なうものですから、なかなか積極的に動けないのも理解できますが、身体を弱らせてしまっては通常の生活すらままならない状態に陥ります。
そうなってからでは取り返しがつかない事態を生んでしまうかもしれません。気になる異性とセックスしたいと思っても性病を持っていてはセックス出来ないんですよ？
自然治癒が不可能だと分かったら、専門医に診せるのがセオリーだと心得てください。
性病トリコモナスの治療はどうすればいいの？
性病トリコモナスの検査をしてもらうには、1500円前後の費用がかかるようです。検査自体は、皮膚科・内科・泌尿器科で対応してくれますよ。
具体的な治療には、抗生物質のペニシリンを内服したり注射をおこないます。ただし、梅毒血清反応＝ＳＴＳに関しては、治療をおこなってもなかなか低下してくれません。
性病トリコモナスの陰性化には、数ヶ月〜数年かかると覚悟する必要があります。定期的な診察や検査を継続し、しっかりと確認しながら向き合っていくことが大切になってきます。
自宅で性病トリコモナスをセルフチェックできるアイテムもリリースされていますから、気になった人はぜひ活用してみましょう。